美術手帖 2018年8月号増刊 藤田嗣治 | 株式会社美術出版社|アートを社会に実装させる

美術手帖 2018年8月号増刊 藤田嗣治

特集
藤 田 嗣 治

世界への扉を最初に開いた日本の画家
──現代アーティストが解き明かす、作品と人生

今年、没後50年代を迎えた日本を代表する画家、藤田嗣治。

名声を得たエコール・ド・パリ時代から、
戦争問題まで、波乱の人生は知られるが、
作品そのものについてはどれだけ語られてきただろう。

本特集では、現代アーティストや研究者たちが作品に肉迫し、
独自の視点からそれぞれの画家像を語る。

日本人として世界の美術界へと活躍の場を広げた先駆者として、
いま再び、藤田が遺したものは何かに光を当てたい。

Visual Page 《秋田の行事》
 
10のキーワードで解説
藤田の作品世界に迫る

布施英利=文

藤田の数奇な人生物語 
原田裕規=文

Artist meets Foujita
森村泰昌 ドールハウスの「私」──藤田嗣治の自画像を読み解く
風間サチコ パリの壁画、そして秋田
諏訪敦 その変容は、西洋絵画を超克するために

パリの華やかな交友関係

藤田が旅した軌跡をたどる

岩合光昭さんに聞く、藤田の猫の魅力とは?

[対談]
会田誠×小沢剛
藤田の戦争画がいま語ること
蔵屋美香×黒瀬陽平×梅津庸一
藤田を現在に接続することは可能か

マンガ『フジタの日本脱出』  

坂口心臓=画 小沢剛=監修

[論考]
藤田嗣治の「戦争画」再考:世界史・アジア史の視点から
稲賀繁美=文

藤田と沖縄 ──南米と戦争画をつなぐ場所
奥間政作=文

Tibute for Foujita
安藤裕美 久松知子 TYM344 森栄喜 

藤田展企画者・林洋子に聞く、藤田が遺したものとは何か

美術館&ブックガイド

【インフォメーション】

発売日
2018.07.30
著者
美術手帖編集部
造本・体裁
A5判変型
ページ数
132
ISBN/商品コード
4910076120884
定価
1500+税

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