新装版 デザイン随想 離陸 着陸 | 株式会社美術出版社|アートを社会に実装させる

新装版 デザイン随想 離陸 着陸

日本のグラフィックデザインの礎を築いた、
アートディレクター亀倉雄策の124編のエッセイ

1950年代、日本に「デザイナー」という名称はなかった。

それまで「図版」と呼ばれていたものを、誇りをもって「デザイン」と呼び、常に日本のデザイン界の第一線で活躍していたのが、本書の著者、亀倉雄策だ。

東京オリンピック、万博といった、60〜70年代の相次ぐ世界的なイベントの開催にともなって、亀倉の手掛けたポスターやマークなどは、国家的行事の顔となったものが多い。

当時から、企業の経営トップと対等な関係を築き、企業と社会の接点でアートディレクターとして舵取りをしていた亀倉。

本書は、自身のデザインワークについて、デザイン批評、社会を見る眼など、わかりやすい語り口で語られた124編からなるエッセイ集だ。

今の時代のデザイナーにこそ必要な強い信念と、鋭い視点にあふれていると同時に、骨太な亀倉の人となりが伝わってくる。

■著者関連イベント
クリエイションギャラリーG8の展覧会「亀倉雄策ライブラリー 」の詳細はこちら

【著者プロフィール】
亀倉雄策(かめくら・ゆうさく)
1915?1997 カッサンドルのポスターに衝撃を受け、グラフィックデザイナーを志した。主な作品に、東京オリンピックと札幌オリンピック、万博のポスターほか、Gマーク、NTT、ヤマギワ、明治ミルクチョコレートなどのシンボルマークやロゴタイプなど多数。

【インフォメーション】

発売日
2012.10.24
著者
亀倉雄策
造本・体裁
21.2 x 13.4 x 3.4 cm
ページ数
412
ISBN/商品コード
978-4-568-50515-3
定価
2,200円+税

アートで社会の課題解決したい、展示を企画したい、ワインに関わるイベントをしたい、
書籍を出版したい、メディアに広告を出稿したい……。
アートとワインを軸とした事業のご相談を、課題の発掘から承ります。

Contact

最新の出版物

Related Publications

Read more